ビジネス本、自己啓発本には有名な本が沢山ありますが、
その中でも特に有名な本が「思考は現実化する」ではないでしょうか?
様々なビジネスパーソンが手に取り、様々な影響を与えてきた一冊です。
「思考は現実化する」の初期プログラムは、約90年前に完成し、その後検討を重ねて、今の本になったのは約55年前にもなります。50年以上も世界中のビジネスパーソンに愛され、55年たった今でも、この成功哲学は色あせず、成功する為の必要な教え、言葉が詰まっています。
「思考は現実化する」というタイトルですが、
どちらかというと体育会系、厳しい頑固オヤジの言葉といった印象。
本の中には「深層自己説得を活用する」「速やかに決断せよ」「忍耐力を身につける」といった章があり、思考を現実化するためのあらゆる思考、行動を起すためのメンタル作り、物事をやり遂げるための忍耐力の大切さなどを教えてくれます。
不思議なことに、こんなに素晴らしい能力を持った人類のほとんどが、悲しみや失敗ばかりの人生を送っています。思い通りに人生を送ることができないと、落ち込んでいる人が本当に大勢います。この人たちは、人生をガラッと変えて思い通りの生き方をすることがいかに簡単なことであるのか気がついていないだけです。「考え方があなたを変える」ことを認識していないのです。貧困、失敗、敗退など、こんなことばかり考えて人生を送っていれば、そのとおりの人生になってしまいます。反対に、成功、裕福、目標の達成について考えていれば、必ず手に入れることができます。
いまだに明確な目標も持たず、計画も立てていないのなら、もう一度六か条(目標設定)から始めなければならない。それを日常の習慣として取り入れるように努力しなければならない。当然のことだが、ただ読み過ごすだけなら、全く何の価値も生まれてはこないのだ。忍耐力の欠如とは、失敗の最大原因といってよい。忍耐力の欠如は弱点である。弱点は努力によって克服できる。
【携帯版 思考は現実化する】73、74、291ページから引用●著者:ナポレオンヒル●訳者:田中孝顕●発行所:きこ書房
このように、思考について、目標設定の大切さ、弱点の克服法など幅広く書かれています。
この本は、師匠がいない方には特にオススメ。
自分に喝を入れてくれるような本です。
目標とする人物がいても、師匠と呼べる人を探すのは中々難しい。
いつかは社長になりたいと思っている人はたくさんいるかと思います。
その人たちは「社長になるために必要なメンタルや思考、考え方とは何ですか?」と質問して、聞くたびに事細かく教えてくれる人が周りにいますか?そんな人がいれば、今頃社長になっているでしょう。
また、今現在社長や経営者という方もいるでしょう。
社長、経営者にもなれば、怒られることなど滅多になくなります。
そんな時に改めて、思考、メンタルの大切さや、
忍耐力の大切さを教えてくれるのが「思考は現実化する」です。
私自信まだ社長になれてない(小さなお店の経営者にはなったことがありますが…)ので、
何度も読み返し、成功哲学を体に染み込まさなければいけません。
社長、経営者でなくとも、目標達成のために読んだり、
人生を充実させるために大いに役立つ本で、是非とも読んで欲しい一冊です。
こうして思考は現実になる
また「思考は現実化する」というタイトルの本と似たタイトルの、
「こうして思考は現実になる」という本があります。
この本は勉強になり、また面白い。
この本は、上記の「体育会系、頑固親父」といった印象とは違い
「魔法使い、不思議な力」といった印象の本です。
一見タイトルは似ていますが、与える印象は全く違います。
「思考は現実化する」では、思考、信念を願望実現の原動力とし、
目標、戦略的な計画を立てて、行動し、忍耐力や決断力を身につけたり、
スキルアップすることで、思考を現実化させようといった本ですが、
「こうして思考は現実になる」では、宇宙の法則を理解することが挙げられています。
人間の思考もエネルギーであり、宇宙に存在するすべてのものに影響を与えるので、
人間は自分の人生をコントロールできる。といった魔法使いにでもなれるかのような内容。
ベストセラーである「ザ・シークレット」に近い本ではありますが、
実際に実現させる実験方法が記されています!
ほとんどの本が「○○をすれば成功する」といった内容ですが、
この本は「○○をした時に本当に成功するのか?実際に体験する」ための本です。
世界を変えるのは、とても簡単なことだ。世界を変えるには、自分の期待や思い込みを変えるだけでいい。本当に、そんなに簡単なことなのだ!何かを実現したいのなら、「今目に見えるもの」ではなく、「これから見たいもの」に意識を集中しなければならない。
【こうして思考は現実になる】48ページから引用●著者:パム・グラウト●訳者:桜田直美●発行所:株式会社サンマーク出版
この本には「フォルクスワーゲン・ジェッタの法則」
「アインシュタインの法則」「アブラカタブラの法則」などがあります。
その中で私は最初に「フォルクスワーゲン・ジェッタの法則」をやってみました。
この章では、黄色の車と、黄色の蝶を48時間以内に見ると決め、本当にそれを見るかどうかの実験。意識したものが目に入りやすくなる、普段は意識しているから見ていることにも気づかないが、意識すれば見えるようになる。というような実験です。
初歩的で、いかにも簡単そうな実験ですが、
結果は…「見なかった」のです。
その時の私は、二日間外に出る予定もなく、
家の中で読書などをして過ごそうと考えていた。
もしかしたら、宅急便が急に届き、黄色の車で届けられるんではないだろうか?とか、
実物ではなくとも、YouTubeの動画の中で、黄色い車が出てくるんじゃないか?とか、
色々と考えながら家で過ごしていたが、結局は見なかったのです。
実際「黄色い車」で動画検索をすれば見れたでしょう。
ですが、引き寄せる、自然と見る、といった感じなのに、
自分から調べるのはちょっと違うんでは…という思いから、自然に見ることだけに集中した。
もしかしたら「検索したら見てしまうから検索しない」といった感情が、
潜在意識で黄色い車を遠ざけ、見れなかったのかもしれません。
私はまだまだFP(可能性のフィールド)を使いこなせていないようです。
逆に成功した事もあります。
私の家の近くのローソンに、可愛い女性の店員さんが二人が働いています。
寝る前に本書を読み返し、改めてFPの力を実験してみようと思いました。
そんな時、なんとなくローソンの可愛い店員さんの事が頭に浮かびました。
「だったら明日、職場にローソンの可愛い店員さんのどちらかが来る事を想像し、
実際に来たイメージをして、本当に来るか試してみよう」と思い実験をしてみる事に。
期限は48時間。
そうすると、嘘みたいな話ですが、
次の日職場に一人の店員さんが本当に来ました……!
今まで一度も来たことがなかったのに。
正直「うわ、本当に来た…」とびっくりしてしまいました。
ですが、ここで少しイメージと違ったのが「誰と来たか?」です。
イメージでは一人、もしくは女性何人か。といった曖昧なイメージをしていました。
そして実際には、男性と二人で来たのです…。
FPが成功して嬉しい半面、なんだかガッカリしたのも事実。
確かに偶然と言ってしまえばそれまでですが、
これを偶然と捉えるのか、FPの力と捉えるかはその人次第です。
科学的に証明されているものだけがすべてなのか?
目に見えないものが今の現実を作り出しているかもしれません。
その見えない力を操れるのであれば、まさに魔法使い。
アウトプットの細かな方法を記載しているため、
これまでとは違った楽しみ方ができる本です。
結局、思考は現実化する事が可能なのか?
全ての思考を実現化することは不可能に近いが、
特定の思考であれば「実現化できる可能性もある」と思います。
具体的に思考を現実化した試しは少ししかありませんが、
まずは、願わないと得られることもできないのではないでしょうか?
ですが「思考だけ」ではなく、行動が必要になることは間違いありません。
思考あってこその行動。行動あってこその実現化です。
野球選手になるためには、「なりたい」と思うことから始まります。
野球選手になりたくない人、野球というスポーツを見たことも聞いたこともない人は、
野球選手になるはずがありません。
願うことで、0%だった可能性が、0.1%になる。
そして行動することで、0.1%が0.2%、1%、2%へと増えていく。
アフィリエイト報酬を得るためには、まずそれを願うこと。
そしてどうすべきか考え行動すること。
それが思考を実現化する手段ですね。
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